お知らせWorks

「私の活動の記録」2025年8月号

 いろいろな不運と多忙が重なり更新が遅れました。とはいえ2025年、私の暑い暑い夏は仕事と活動に追われ、お知らせできることは少ないのですが例によって毎日フル回転で過ごしていました。今月もこのお知らせサイトの定期更新、先月(7月)の自分を振り返ってみることにします。

️ 2025年7月のふりかえり|真鍋新一

 とりあえずGoogleに全ページ登録され直したらしい

 前サーバーのサービス終了(最近流行りの言葉で「サ終」というらしい。なんでも略すな)によって、いわゆる「Google八分」状態にされてしまったこのサイト。少しずつアクセス数を回復させながら「まともなサイトである」という認知をGoogleから押しいただきながら、ようやくすべてのページがインデックス登録(検索対象として認識される)されたようです。とはいえ、最近のGoogleの検索結果はひどすぎる。AIで生成されたインチキな詐欺サイトや、どこかから情報を引き写しただけの手抜きニュースサイトとか、そういうのばかりで、いわゆる個人サイトがほとんど検索結果にでてこなくなりました。そうなるともはやGoogleなんぼのもんじゃいというか、もっと別の方法で読んでもらえる工夫を自分で作っていかなくてはいけません。

 で、現在いくつかある人気記事のひとつが、三原綱木さんと田代みどりさんのユニット「つなき&みどり」のアルバムについての記事。「つなき&みどり」とGoogle検索するとトップにこれが出る。前サーバー時代もこの記事は人気でしたが、なぜみんなそんなにつなき&みどりが気になるのだろうか。

 やっぱり筒美京平さんが作曲した楽曲はすばらしいですからね。つなき&みどり、ぜひ聴くことをおすすめします。

🎤 2025年7月に公開・掲載された原稿

 7月に公開された記事はないので、前回、お知らせの量が多すぎてリンクが貼れなかった分をご紹介いたします。

◆「CITY POP on VINYL 2025」連動企画 「Re:minder」(reminder.top)でのシティポップ紹介コラム

 8/2(土)に開催されたイベント「CITY POP on VINYL 2025」とそれに合わせてレコード盤で再発売されるシティポップのアルバムについて書いたコラムが公開されました。

濱田金吾『midnight cruisin’』

 濱田金吾さんの名盤『midnight cruisin’』についてのコラムです。今でこそ「シティポップの大定番」的な位置づけで評価されている作品ですが、それはここ10年くらいの話であって、それまではそれほど振り返られることもなかったこのアルバムがどのように再評価されていったのか。それを書きました。

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 例えば私が最初に音楽本の編集に参加した2013年のこの本だと、『midnight cruisin’』はそこまで名盤扱いされておらず、いわゆるシティポップ・リバイバル以後の価値観はまったく反映されていないわけです。逆に言えば、いまやそれが価値になっているような気がします。この本を作っている頃には「真夜中のドア」や「プラスティック・ラブ」がここまで海外で人気を集めるなんて思いもよらなかったですから。

一十三十一『YOUR TIME Route #1』

  そして「現行シティポップの女王」こと一十三十一さんのカヴァーアルバム『YOUR TIME Route #1』。2012年にリリースされた作品で、シティポップのカヴァーアルバムという触れ込みなのですが、そこに「これって歌謡曲では?」と言われそうな選曲が含まれていたために当時はちょっと物議をかもしました。とはいえ、そのラインが今の「シティポップ・リバイバル」の重要な路線のひとつになっているわけで、日本では歌謡曲扱いされていたはずの楽曲が海外でシティポップとして聴かれていた、というのがこのブームの面白いところだったと思います。

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 どちらの記事でも2010年代半ばの「シティポップ・リバイバル」を結果的に体験することになった私の視点がしっかり記録することができて、意義のある内容が書けたと思います。

📻 ラジオ:『Cafe Groovin’ Records』(隔週放送)

鴻巣市のコミュニティFM・フラワーラジオ毎週土曜日の23時から放送しております。

 先月お送りしたブライアン・ウィルソン&ビーチ・ボーイズ特集の流れで、そのままアメリカン・ポップスのレコードをよく聴いては紹介しています。あまりレコードをじっくり聴いている時間がとれていないので、あまり腰をすえた特集ができていないのがつらいところですが、でも毎回楽しくやっています。主に金曜日の深夜に収録して次の日にオンエア。なぜか毎回そこしか時間がつくれない。忙しい……。

http://radiocafegroovin.s294.xrea.com/ 

↑のサイトのプレイリストもまだ未更新のまま。時間がない!

🎙️ ポッドキャストは止まってますが、ラジオのダイジェスト配信を始めました!

 ポッドキャストは相変わらず止まってるんですが、ついにずっとやりたかったことができるようになりました。それは、音声コンテンツの動画化+配信です。単におしゃべりのバックにレコードのジャケット写真をあててるだけなんですけど、動画を撮って編集するよりはずっと楽です。おまけに『Cafe Groovin’ Records』というラジオ番組を3年間やってきた分のコンテンツをどうにか再利用しないともったいないなと思っており、「著作権に配慮して曲をカットしてでもそれをYouTubeにアップしたほうがいいのではないか?」という結論に至りました。

 そしてこれは2024年の3月にオンエアした「筒美京平 ディスコ&ソウル歌謡まつり」のダイジェスト音源。これから隙をみてアップしていきたいと思いますのでどうぞよろしく。

💿 DJ・イベント出演

◆毎月恒例、渋谷・道玄坂教会でのDJ『MY GENERATION!』

 毎月第一月曜日の夜、主に60年代のレコードを楽しく回しております。8月は8/4(月)に開催されました。引き続き夏モノ多め。60年代ということでイギリスのレコードだとマンフレッド・マンがかかったりするので、山下達郎さんの自主制作盤に入っている「Semi-Detached Suburban Mr.James」をかけたり、ブライアン・ウィルソンの追悼でビーチ・ボーイズ関係をたくさんかけたりしました。翌月は9/1(月)。更新が遅れたので、もうやっちゃいました。次は10/6(月)です。

道玄坂教会 The church

📕 ZINE、フリーペーパーなど

◆フリーペーパー『月刊 狂騒歌謡』が第⑦号配布中。 そして四谷・BAR DOCTOR HEADでの『歌謡狂騒曲』次回は9/29(月)

 人気があるのかないのかさえもよくわからない。まったくリアクションがないのに、レコード屋さんやバーに置いておくとたちまちすべて持っていかれてしまう謎のフリーペーパー『月刊 狂騒歌謡』。第⑦号が現在配布中。ユニオンレコード新宿ディスクユニオン昭和歌謡館などに置いてあります。湯島(上野から歩いてすぐ)にある東都レコードさんにも置いていただきました。なかなか毎月お邪魔できないので、近くまでいったときにまとめて置きに行っております。

 そして次回のリアルDJイベント『歌謡狂騒曲』9/29(水)。毎度おなじみ四谷のBAR DOCTOR HEADにて開催です。毎回恒例のトークコーナーもお楽しみに。

 現在遅れに遅れている第⑧号の制作中。コンビニプリントも停止中で、以下のQRコードをコンビニのプリンタにかざしても現状ではまだなにもアップされていません。Twitterで「#歌謡狂騒曲」とタグ検索してもらえれば最新情報がわかります。コンビニプリント版がアップされたときには必ずお知らせいたします。


 こちらのQRコードをコンビニにあるプリンタに読み込ませると、1部40円で「狂騒歌謡」が印刷できます。
 ローソン、ファミマ、ミニストップ、ポプラで印刷可。期間は1か月。都内の配布場所に来れない人のためにこういうことをしてみました。便利に使ってください。
(最新号の配布のタイミングで利用可能になります)

 歌謡狂騒曲メンバーのことがわかるプロフィールサイトもどうぞよろしく。なにげにお知らせをちゃんと更新しています。励ましのおたよりも絶賛募集中

https://lit.link/kyosokyo9

🎬 映画館で観た映画

 目まぐるしい毎日でやはり映画館に行く余裕があまり持てませんでした。本当は週1くらいで行けたら良いんですけどね。無理やりでもそうしたいくらいです。

先月映画館で観た作品:

『罪人たち』『スーパーマン』(両方とも池袋のIMAXで観ました。)

そして試写にて『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』(9/26公開)。マニアにとっては言わずと知れたビートルズの敏腕マネージャー、ブライアン・エプスタインの伝記映画です。

 ※最新の動向はfilmarksをご覧ください。

真鍋新一の映画レビュー | Filmarks
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✍️ noteで公開した記事など

無料記事いろいろ

 いろいろ書いてきましたが、7月は突然思い立って勢いで言ってしまった韓国への旅に尽きます。7月は頭から終わりまでそれしかなかったと言ってもいいくらいです。今まで海外に出たことがなかったのでパスポートもなく、しかし時間的にも金銭的にもギリギリというかアウトでしょくらいの状況で強引に渡航してしまいました。でも無理しただけの収穫はありましたので、その知見や経験はこれからいろいろお仕事に生かしていくことができればいいなと思っています。

COOING Solo Concert:DREAMER(SUMMER KISS) from TOKYO to SEOUL 1日目 ①|真鍋新一
このCOOINGの楽曲「REC」について記事を書いた直後、彼女から「7月26日にコンサートをします!」という告知がありました。最初はまぁ、完全に他人事だったわけです。だって、海外だし。  でも、落ち着いて考えてみればみるほど、「もしかしてこ...

 先月インスタで偶然見つけたK-POPとの出会いが、まさかこんな形に展開するとは思ってもみませんでした。いろいろなご縁と幸運に感謝します。諸事情により続きがまったく書けておりませんが、その道中はひとりで不安だったこともあってほとんど写真に収めており、それを見ればすぐ自分が何をしていたか思い出せる仕組みになっております。今は忙しくてしばらくそれどころではなくなってしまいましたが、なるはやで続きをまとめたいと思います。

 これは7月25日の夜、仁川国際空港に降り立った直後に撮った写真。これから入国審査をして、ようやく外へ出られる、というところですね。もっともこの日はそのまま翌朝まで空港にお泊りしましたが……。

 そんな極まった多忙と燃え尽きのせいで7月は週報も1本しか書けていませんでした。それもたった1本でこの密度。我ながらすさまじいエネルギー。そんなわけで『罪人たち』と『スーパーマン』のfilmarks+アルファの拡大レビューも書けてません。ここも早くなんとかしなくては。

週報 2025年7月① いずみたく、ちゃんみな、『罪人たち』、ぐらもくらぶ、狂騒歌謡|真鍋新一
こんにちは。夏の暑さを感じている暇もないくらい忙しい毎日です。一昨日何をしていたのかも思い出せないくらい、毎日慌しく、せっせと活動しております。その割にあまりお仕事として発表できるような用事が少なかったりもして、月2回更新の週報も別にいいか...

🌿 7月のまとめと8月~9月に向けての意気込み

・自サイトの月報継続 → とても遅くなったけど、やった(どうにか)
・noteと自サイトの役割分担をもっと明確にする → そもそも暇がなくてやれなていない
・Podcastの再始動 → ラジオのダイジェスト動画を作ったのでそれで勘弁してください
・「狂騒歌謡」第⑦号の完成&配布 → するにはしたが第⑧号の制作がとても遅れている。
・週報の更新をもう少しテンポよく → 自転車で転んで怪我したせいでいろんなことがガタガタになっている
・韓国への旅 → とりあえず無事に帰国できたのでよし

 もう何が何だか分からない。でも、全部やったことだけは憶えている。
 (ここの締めの一言だけ、いつもChatGPTに考えてもらっているのです)

 実はもう9月なので、8月のまとめを早急にしなければいけません。詳しくはまた改めて書きますが、やっかいな事故に遭ってけっこうな怪我をしてしまったせいで、一転して踏んだり蹴ったりな8月でした。でも7月にいろいろしていた仕事がいろいろと形になりましたので、報告できることはいろいろあると思います。引き続きお楽しみに。

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