8月中旬にやらかした怪我の影響があとを引き、まだ低調な日々が続いています。休みをとる時間もあるにはあったのですが、休みがとれるようなまとまった時間があると、1日を無駄にする勢いで寝込んでしまったり、あるいは新しくやりたいことを思いついてしまい、結局忙しい毎日を過ごす羽目になってしまうという。それはそれで充実はしているのかもしれませんけど、普段の生活でもう少し休む時間を増やすか、短い時間で効率よく休む方法を極めるか。相変わらず生き急いでいる感じが否めない9月でありました。
では今月もこのお知らせサイトの定期更新、先月(9月)の自分を振り返ってみることにします。
️ 2025年9月のふりかえり|真鍋新一
時間があったらちゃんと書きたいビートルズの海賊盤レコードの歴史
https://manabeat.stars.ne.jp/category/beatles-bootleg-guide/
「新しいビートルズ海賊盤事典」とは、もちろん松本常男さんによる名著『ビートルズ海賊盤事典』を意識したものです。そこに「新しい」をつけて、いかにも教科書っぽい感じを出しつつ、改めてビートルズの海賊盤レコードについて振り返ってみようということで名付けたものです。本当はこのネタで1冊、本でも書けたらうれしいのですが、いまどきそんな本を出してくれる出版社もないので、あくまでも自己満足で書き始めたわけです。1冊にできるほどの記事がたまったら自力でデザインして出版することも可能ですからね。
とはいえ残念ながら、私の執筆業が多忙になってしまい、年に1回更新できるかどうかになっています。せめて毎月1本くらいのペースで書けていればいいのですが。時間が本当に足りません。
🎤 2025年9月に公開・掲載された原稿
◆Webメディア『otonano』特集:昭和歌謡の歌姫 『私が好きな昭和歌謡の歌姫』半田健人さんインタビュー
2025年は昭和100年ということで、各レコード会社の共同企画で「昭和の歌姫伝説」というコンピレーションがリリースされました。それにちなんで、半田健人さんに「私の好きな昭和歌謡の歌姫」というテーマでお話をじっくり伺いました。取材当時は半田さんが私物のレコードを持参されるとうかがったので、すかさず私もポータブルプレーヤーを持っていって、あれがいい、これがいい、と実際にレコードに針を落としながらお話を伺っていきました。その臨場感みたいなものは記事にも反映できていると思います。
そして恒例、私の写り込みシリーズ。カメラマンは山下マオさんです。


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半田さんとはほぼ同世代なので、歌謡曲にハマっていく過程や感じるポイントが非常によく似ていて、共感できることばかりでした。「なんで生まれてない時代の音楽にこんなに夢中になってしまうのか?」という、我々後追い世代が常にリアタイに近い世代の方々から向けられる疑問の答えもちゃんとここで言えたのかな、とも。逆に自分たちと同世代で昭和の歌謡曲が好きな人たち(どのくらいいるのかな?)にとっても、きっと共感してもらえる内容になっていると思います。
判断さんとは、お仕事では同じく『otonano』で作曲家・筒美京平さんについてアレンジャーの萩田光雄さんと対談していただいたとき以来です。ちなみに取材場所も同じ会議室でした。
📻 ラジオ:『Cafe Groovin’ Records』(隔週放送)
鴻巣市のコミュニティFM・フラワーラジオで毎週土曜日の23時から放送しております。
忙しすぎて、どんな特集をやったかという記憶もおぼろげになってまいりました。せめてオンエアリストをちゃんとメモでも残しておけばなにをしたかも思い出せるですが、それされできていない有様。どこかでちゃんと時間をとって作らなければ。10月は秋本番ということで、「ちいさい秋みつけた」ほか童謡のレコードを特集しています。まだまだ紹介していないレコードがたくさんあります。いくらでも続けられますね。
🎙️ YouTubeの番組ダイジェスト、大好評です!
9月の半ばに自分のYouTubeチャンネルを本格始動させようということで、『Cafe Groovin’ Records』のダイジェスト音源をアップし始めたところ、すごい勢いで再生回数が伸びています。本編と同時にショート動画(切り抜き)もアップしているのですが、これがけっこう効果絶大の模様。アップすればするほど反応があるので、なるほど確かにYouTubeの発信に夢中になる人が多いのもよくわかります。実は細かい編集をやっているせいで手間がかかるので、動画のアップが追い付いておりません。3年分ほどコンテンツありますので、これをきっかけにラジオ番組自体のリスナーも増えてくれたらありがたいですね。
そしてこれは2024年の2月にオンエアした「ソノシート特集」のダイジェスト音源。音楽をカットして、私がひとりでベラベラとしゃべり続けているだけなのに、こんなに聴いてくれている人がいる……すごい……。
💿 DJ・イベント出演
◆毎月恒例、渋谷・道玄坂教会でのDJ『MY GENERATION!』
毎月第一月曜日の夜、主に60年代のレコードを楽しく回しております。9月は9/1(月)に開催されました。毎度のことながらインバウンドでたくさんの外国人観光客がいらっしゃるので、ここに来ないと人生で二度と聴くことがないだろうなというような日本のレコードを割と多めに回しています。次は11/4(月)です。

📕 ZINE、フリーペーパーなど
◆フリーペーパー『月刊 狂騒歌謡』が第⑧号配布中。 そして四谷・BAR DOCTOR HEADでの『歌謡狂騒曲』次回は11月
人気があるのかないのかさえもよくわからない。まったくリアクションがないのに、レコード屋さんやバーに置いておくとたちまちすべて持っていかれてしまう謎のフリーペーパー『月刊 狂騒歌謡』。第⑧号が現在配布中。ユニオンレコード新宿、ディスクユニオン昭和歌謡館などに置いてあります。
そしてリアルDJイベント『歌謡狂騒曲』、次回は11月予定。毎度おなじみ四谷のBAR DOCTOR HEADにて開催です。さらにその後はフリーペーパーの1周年記念でスペシャルな企画も進行中。どうぞお楽しみに。

こちらのQRコードをコンビニのプリンタにかざすと、1部40円で『月刊 狂騒歌謡』が印刷できます。一定期間でプリントできる期間が終わってしまうので、印刷期間内かどうか、まずはお確かめください。Twitterで「#歌謡狂騒曲」とタグ検索してもらえれば最新情報がわかります。
ローソン、ファミマ、ミニストップ、ポプラで印刷可。期間は1か月。都内の配布場所に来れない人のためにこういうことをしてみました。便利に使ってください。
(最新号の配布のタイミングで利用可能になります)
歌謡狂騒曲メンバーのことがわかるプロフィールサイトもどうぞよろしく。励ましのおたよりも絶賛募集中。
🎬 映画館で観た映画
いろんなしわよせが9月に集中したらしく、試写でしか新作を観ていないこの有様。
先月観た作品:
『ミシェル・ルグラン 世界を変えた映画音楽家』『侵蝕』
※最新の動向はfilmarksをご覧ください。

✍️ noteで公開した記事など
無料記事いろいろ
9月はロバート・レッドフォードの訃報が個人的には大きなショックでした。年齢的に80代に差し掛かる方が多くなると、どうしてもお亡くなりになる方が増えてきます。気がつくと訃報についてばかり書いている人になってしまうのも非常に良くないなと思うのですが、レッドフォードだけは特別でした。バート・バカラックが音楽を担当した名作『明日に向って撃て!』に関連して、こちらの記事をどうぞ。

サウンドトラックについては過去にこんな記事も書いています。
🌿 7月のまとめと8月~9月に向けての意気込み
・自サイトの月報継続 → とても遅くなったけど、今月もやった(どうにか)
・noteと自サイトの役割分担をもっと明確にする → 一応どちらでも記事は更新できています。
・Podcastの再始動 → ラジオのダイジェスト動画を作ったのでそれで勘弁してください(先月通り)
・「狂騒歌謡」第⑧号の完成&配布 → するにはしたが第⑨号の制作がとても遅れている。
・週報の更新をもう少しテンポよく → これもかろうじてなんとかやっています
休んでいるつもりだったのに、今月もずっと何かをしていた。
(ここの締めの一言だけ、いつもChatGPTに考えてもらっているのです)
いまは10月。早くも2025年も終わりが見えてまいりました。お仕事とあんまり関係のあることじゃないのでここには書いていないこともいろいろあるのですが、今年は他にもいろいろやっています。活発に動きすぎて疲れや限界が明らかに見え始めた感じもありますので、実りある1年を締めくくるべく、適度に頑張っていきたいと思います。


