歌謡曲名盤

ゴールデン・ハーフ『ゴールデン・ハーフでーす』(1971)

昭和45年にデビューし、その時期を代表するお色気歌謡グループとして君臨したゴールデン・ハーフのアルバムを紹介したい。指している年は同じでも、「1970年」と「昭和45年」なら、やっぱり「昭和」を使いたい気分がある。 さて、「その時期を代表す...
歌謡曲名盤

つなき&みどり『愛の挽歌 つなき&みどり ファースト・アルバム』1973年

「ブルー・シャトウ」などのヒット曲で知られるグループ・サウンズ「ジャッキー吉川&ブルー・コメッツ」でヴォーカルとギターを担当していた三原綱木(みはら・つなき)がグループを脱退した1972年、脱退と前後して結婚していた歌手・女優の田代みどりと...

KAWADE夢ムック 文藝別冊『総特集 GS! あらたなる旅立ち』

KAWADE夢ムック文藝別冊『総特集 GS! あらたなる旅立ち』河出書房新社2002年以前にKAWADE夢ムック「文藝別冊」シリーズから「ビーチ・ボーイズ」特集を紹介しましたが、先日GS特集の巻を見つけたので早速買って読みました。基本的には...
レコード

Paul McCartney / Paul McCartney & Wings『Coming Up / Coming Up (Live at Glasgow) / Lunchbox/Odd Sox』ポール・マッカートニー/ポール・マッカートニー&ウイングス『カミング・アップ/カミング・アップ(ライヴ)ランチボックス/オッド・ソックス』

Paul McCartney / Paul McCartney & Wings『Coming Up / Coming Up (Live at Glasgow) / Lunchbox/Odd Sox』ポール・マッカートニー/ポール・マッカート...
ビートルズソロアルバム解説

Ringo Starr『Sentimental Journey』『センチメンタル・ジャーニー(スタンダード・コレクション)』(1970)【解説】

『スタンダード・コレクション』ポップス史に残るリンゴ・スター白熱の快演!!~『センチメンタル・ジャーニー』リリース:1970年3月27日(日本:1970年6月25日、『ポール・マッカートニー』と同時発売)レーベル:アップル/EMI(日本:ア...
ビートルズソロアルバム解説

ビートルズのソロ・アルバムの解説を書いていこうと思います。

イージーリスニングの大家、ポール・モーリアによるビートルズのカヴァー・アルバム『Joue Les Beatles』(1972)のスペイン盤ジャケット。解散後の本人写真が使用されている珍しいもの。ビートルズ解散後の話がしたかっただけで、本稿と...
海賊盤レコード

Simon & Garfunkel『Recollections』

Simon & Garfunkel『Recollections』レコード番号不明(1970年代?)CBM=Contra Band Musicアナログブート(海賊盤レコード)に手を出すようになってしまってから、もうだいぶ経ちます。最初は海賊盤...
サブスク捜索隊

The Brothers Four『A Beatles Songbook The Brothers Four Sing Lennon-McCartney』邦題:ブラザーズ・フォア『ビートルズを歌う』

モダン・フォークの大御所、ブラザーズ・フォアによるビートルズのカヴァー・アルバム。邦題はもちろん「ビートルズを歌う」だが、原題は「レノン-マッカートニーを歌う」。まだジョージが作家として見なされていないのが悲しい。というかむしろ当時20代そ...
ニューミュージック名盤

よしだたくろう『LIVE ‘73』

吉田拓郎を「人間なんて」や「今日までそして明日から」の人だと思っていたときにこのレコードを聴いて、大いにぶちのめされてしまったのです。あれこれと日本のフォークを聴いてみて思ったことは、1970年代の日本におけるフォークのブームは、いわゆるフ...
サブスク捜索隊

Colin Blunstone『One Year』 邦題:コリン・ブランストーン『一年間』

ゾンビーズのリード・ヴォーカリスト、コリン・ブランストーンのファースト・ソロ。『ふたりのシーズン(Time of the Season)』が大ヒットしたその時はすでにグループは解散状態でブレイクもなにもあったものではなく、今ではすっかい名盤...